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朝、起きてみると雨がひどい。雨の中の登山はしたくなかったが、自然には逆らえないので仕方が無いです。リフト乗り場まで少し自転車を走らせます。この時、晴れていれば山頂が見えるはずなんですが、雲でまったく見えませんでした。
雲のなかにいる
剣山の登山は、途中までリフトがあって、リフトを使うと40分ほど短縮することができます。しかし、私たちは元気ですからリフトを使わず頑張って登山します。決して、リフト代1000円をケチりたいというわけでは・・・
リフトは使わないよ
木々が雨を遮ってくれるので、山の中は意外と快適です。足下に注意しながら進みます。たくさんの登山客がいて、挨拶を交わしながら登ります。みんな登山らしい格好をしていて、私のような普通の格好な人は少数派でした。全体的に年配の方が多いです。
雨がしとしと
2000mほど歩いて、リフト乗り場に到着。リフトを使えば、ここまで55分かかるところを15分に短縮することができます。本当なら、ここからいい景色が見えるはずだったのに、見えるのは白い雲だけ。上にも下にも雲しか見えない残念な状態です。この時点で、私のカッパはカッパとしてではなく、ただの防寒着となってます。安物のカッパを3年も使えば水を防げるわけがないです。
メッセンジャーバックで登山とは
山頂ロッジへは3ルートありますが、私たちは一番短いルートを選択しました。このルートが一番人が多そうでしたが、他のルートはどうだったんでしょうかね。
植生が変わってくる
ロッジと神社を通り過ぎると、山頂はすぐそこです。木がなくなったので、風がすごくて吹き飛ばされそうになりました。雨も降っていて、まるで台風の日のようです。
何も見えん
ついに山頂につきました。なにも景色が見えないのが残念でたまりません。標高1400mの見ノ越から標高1955mの山頂まで、標高差約500mに2時間かかりました。距離にすると4000mほど歩いたと思います。自転車に慣れているので、移動距離と移動時間の感覚が麻痺します。
ついに山頂
しばらく、写真をとって達成感を味わった後、寒いのでさっさと下山しました。帰りは別のルートを通りましたが、御神水まで90mの看板を発見したので寄り道しました。
剣山御神水
名水百選の剣山御神水。肝心の味は・・・うーん、普通に美味しいお水です。特に変わった部分があるというわけでもなく、癖もない感じです。横の説明文にはミネラルが豊富と書かれていましたが、市販されている硬水のような飲みにくさはありませんでした。
見ノ越まで下山し、リフト乗り場の近くの食堂で昼食。
ドロドロになった相棒
ここからは徳島までひたすら無心でペダルを回す作業だったので、省略します。
できるなら秋にもう一度登りに行きたいですね。
走行距離:184km(1日目+2日目)
Bianchi 9293km/積算
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