2012年8月7日火曜日

ハブのグリスアップ

先日の剣山で、ビアンキがドロドロになったので掃除をしようとホイールを外したら、ホイールのベアリングがゴロゴロしているのに気づきました。ホイールは完成車についてくることで、有名なR500です。シマノのホイールは、エントリーモデルのR500でもカップ&コーンなので、ユーザーが簡単にグリスアップすることができます。グリスアップした後の玉当たり調整は簡単とは言えませんけど。

ひとまず分解

中を見てみるとグリスがあんまりないです。水が入ったらしくグリスの粘度も少なくなっている感じです。グリス切れの前は回転が軽くなったりするんですよね。ちなみに前回のグリスアップから3000kmほどです。

奇麗にふきました

雨の中の耐久性は、ロードバイクについてきたボントレガーの方が良い感じがします。あちらはシールドベアリングで分解可能なのか不明です。シマノのカップ&コーンでもデュラエースのハブは素晴らしいんだろうなと思います。ショップで見た事がありますが、あの高級感はたまりません。

ボールも奇麗にします

ボールもパーツクリーナーで脱脂して奇麗にします。ボールの表面を確認して欠けや剥げがないか確認します。

とくに異常なし

コーンの方も奇麗にして虫食いがないか確認します。下手に玉当たり調整したり、グリスが無くなったまま使ったり、ガタがある状態で放置すると虫食いができてしまって、どれだけ調整してもゴリゴリするようになってしまいます。

グリスたっぷり

グリスガンを持っていないので小指にグリスをつけて、ねじ込みます。正直、これから先も整備はするだろうし、グリスガンがあっても良いなと思うようになりした。やっぱり買おうかな。

これだけ盛れば大丈夫でしょう

私は頻繁にハブの整備をしたくないので、グリスはたっぷり入れます。このホイールは8000kmほど使ってますが、グリスアップは3回目だと記憶してます。私が神経質すぎるだけで、そんなにグリスアップする必要はないかもしれません。でも、一度ゴリゴリすると元に戻りませんからね。

これが意外と難しい

最後にもとに戻して、玉当たり調整をします。スパナを二本使って玉押しの強さを調節するのですが、これが意外と難しいんです。単に私が下手なだけかもしれません。あまり強く締めると、ゴリゴリして回転が重くなります。軽くすると回転は軽くなりますが、ガタがでるようになります。ヌルヌルと回転し、ガタが無い状態が理想だと思いますが、この状態は非常にピンポイントで狙いにくいです。

しかし、R500の場合は、どんだけ調節してもヌルヌルではなく、グルグルといった感じの回転にしかなりません。やはり、私下手なだけかもしれませんけど。初めて調節した時は、2時間くらいハブと格闘してました。今回はホイール前後で2時間くらいです。

正直、疲れました。シマノとカンパは頑にカップ&コーンですが、私はシールドベアリングで良い気がします。でも、いつかはデュラエースのハブを使ってみたいです。

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