寝不足の日が続いたため、この日は熟睡することができました。結局、サウナを出発したのは9時でした。少し長居をしすぎたかと思いましたが、疲れが残るよりはマシだと納得しておきました。
そして、サウナの店員さんに教えてもらったコインランドリーへ。もう一日、洗濯をせずとも行動できたのですが、この時の予定では、土佐久礼駅あたりに行こうと思っており、周辺にコインランドリーがあるかどうか不安だったので、一日早く洗濯をすることにしました。ここで、化学繊維の乾燥の早さと、化学繊維でない靴下の乾燥の遅さを知ることになったのでした。
コインランドリー
コインランドリーで洗濯、コンビニで朝食を食べた後、出発した訳ですが、時は既に11時。これではあまり距離は稼げません。
高知駅を出発後は国道56号を走ります。土佐市を過ぎてから山を抜けるようになり、道も狭く、歩道の舗装も悪くて走りにくい道が続きました。この日は、明日に足摺岬に行く為だけに走るということで、あまりやる気がでませんでした。
土佐市を過ぎると山の中
須崎のマルナカで昼食をとりました。昼食をとっていると、ザァーという音と伴に大雨が。ちょうど店に着いて休憩中に雨が降ってくるなんて、なんてラッキーなんだと思いつつ、雨がやむまでゆっくり地図を眺めていました。
このとき、今日はどこに泊まろうか、かなり悩んでいました。当初の予定通り土佐久礼だと近すぎる。しかも、中村までは大きな街はなく、土佐久礼も窪川も泊まれそうな場所がなさそうだと言う事。結局、中村の手前にある道の駅「ビオスおおがた」で泊まろうと思って出発しました。
マルナカがあって良かった
結局、土佐久礼は通過する事にしました。そして、土佐久礼を通過すると峠が待っていました。この峠、七子峠は標高293mの峠です。
高い峠に見える不思議
七子峠、自転車が重い
雲が多いですが、峠からは景色を楽しむ事ができました。写真では太平洋が少ししか見えませんが、人間の目からは良く見えました。
七子峠からの景色
さて、ここからが辛かったのです。ここから下るのかと思いきや、ずっと山の中の盆地を進む事になりました。いつになったら、この道は海に出るんだろうと思いつつ、ひたすら走るしかないというのが辛かったです。
ジンジャーエールですよね?
これは日が暮れるのではないか?
海に出てからは、今日の宿である道の駅まで、すぐだと分かっていたので、自然と巡航速度が上がりました。目指すは道の駅手前5キロの温泉です(この時点では手前5キロという情報は頭にはなく、ただ手前にあるという情報だけがありました)。
やっと海に出た
ここから温泉に入るために往復10キロ走るのは嫌だということで、中村まで行ってしまう事にしました。この日が最初で最後のナイトランでした。今思えば、これは失敗だったかもしれません。
日が沈む・・・
スーパー銭湯で疲れを癒す
一番の問題は、この日の寝場所でした。着いたのが夜だったのでホテルなどは無理。すぐに電話などしたら良かったのかもしれませんが、この時の自分はどこか適当に野宿できる場所があるだろうと甘い考えをしていました。
基本的に野宿は人がいない場所でするものです。間違っても街中でするものではありません。これが私が学んだことでした。寝れそうな場所を求めて走り回りました。ここでは詳しくは書きませんが、結局、一睡もできず朝を迎えることになったのでした・・・。今回の旅で一番辛かった夜でした。
四国一周ソロ旅 3日目終了 ここまで372キロ走行
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