その一つがレンズの絞り機構。携帯のカメラには絶対ついてないと思います。私はカメラ初心者なんで、絞りがどういった仕組みを持つのか、このデジカメ購入前に調べています。私が勉強した範囲での絞りの機能とは、以下のようなものです。
- 絞りを調節することでピントが合う距離が変わる(被写界深度と言うらしい)
- 花などを撮るときに、絞りを調節することで背景をぼかすことができる
- 風景を撮るときは、少し絞ったほうが良い場合がある(理想的なレンズはないから)
ただし、コンデジに関して調べると次のような意見を見ました。
- コンデジの場合は、開放時が一番性能がよい場合がある
- コンデジの場合は、開放しても一眼ほどボケはでない
一眼レフとコンデジでは少し違うようです。ひとまず、絞りを触ると何が起きるのか、とても興味があったので、試してみることにしました。
まず、眉山の山頂で撮った写真をもう一度載せます。
これはPモードで撮ったもので、自転車のフレームにAFロックして撮影しています。写真の下は撮影条件を書いています。
Canon S120, プログラムAE, シャッター1/2000, 絞り1.8, 露出補正0, ISO=80, 焦点距離=5.2mm |
プログラムオートなので、シャッター速度も絞りの開度も全てオートなのですが、絞りは開放で、シャッタースピードがかなり速いです(限界は1/2500秒)。ISO感度は最低の80になっています。手ぶれを防ぐために、なるべく速いシャッタースピードとなる設定なのでしょうか?
次に、絞り優先モードにして、絞りを開放から徐々に小さくしていきます(F値=1.8〜8.0まで)。