2014年10月5日日曜日

FINISH LINE KryTech Wax Lubricant その後

 フィニッシュラインのKryTech Wax Lubricantをしばらく使ってみた感想を書きます。はっきり言うと、潤滑性能が維持する期間が非常に短いです。先月にチェーンを掃除した後に注油して、40キロで再注油が必要と判断しました。最初の20キロ程で音が大きくなり、40キロで脱脂した状態と音が変わらなくなりました。本当はもう少し保つのかもしれませんが、少し不安になりましたので注油することにしました。これ、音が大きくなっただけで、本当は100キロとか保つのかな・・・。

40キロ走行後

 汚れ方はさすがにワックスタイプだけあって奇麗です。ウエットタイプのセラミックルブだと真っ黒に変色しますが、このチェーンルブは変色が目立ちません。写真には 殆ど写っていませんが、砂の巻き込みも少なく、プーリーも奇麗なままです。もっとも、40キロ程度の短距離では、ウエットルブでも汚れは目立ちにくく、単純な比較は難しいです。本当は200キロくらいで比較すべきですが、絶対にそんな距離は潤滑状態が保ちません。

チェーン部の拡大

 このチェーンオイルは乾くと光沢が無くなるため、あまり変化がわかりません。普通のウエットルブで雨の中を走ったりすると、明らかに無くなった感じになるのですが、それがないのです。こまめに掃除をする方にはぴったりなチェーンルブだと 思います。

 私は街乗りのクロスバイクなら選択肢として有りだと思いましたが、ロードバイクには絶対に使いたくないと思いました。潤滑性能自体、性能が持続する期間、耐候性が非常に劣ります。メリットは汚れにくさと掃除のし易さだけだと思いました。ということで、街乗り状態のビアンキに使って行きます。

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