2014年10月3日金曜日

サンライズ瀬戸に乗ってみた

自転車とは全く関係ないのですが、人生初の寝台特急に乗ってきたので覚え書きします。今回利用したのはサンライズ瀬戸で東京発高松着の便です。東京駅を22時に出発し、翌朝7時27分に高松駅に到着します。東京に用事があっての帰りなのですが、飛行機の最終便には間に合わないと分っていたのと、飛行機代+宿泊費よりは安くなるので、寝台特急を選択です。実際、せっかくなので乗ってみたかったという気持ちもいくらかはあります。

東京駅で高松の文字を見るのは新鮮

 出発の20分ほど前には、サンライズ瀬戸と出雲が連結した状態でホームに入ってきます。下の写真でいう手前から入ってきて、折り返して出発する形になります。人気車両らしく、何人もの人が写真を撮っていました。見た感じ鉃道マニアな人だけでなく、乗る記念に写真をという人もたくさんいました。私もその中の一人です。

素人から見て、奇麗な色と車体デザインだなと思う

 お金を余分にかけることは許されないので、B寝台のソロの二階をとりました。B寝台と言ってもシングルとソロがあります。両方一人用の個室ですが、ソロの方は電動車の上にあるため、シングルよりも狭く音もうるさいそうです。ここら辺は、マニアな方が詳しく書かれているページがあると思います。

B寝台ソロの二階を通路から見る

 身長約170cmの私が寝ると下の写真の感じになります。縦は余裕がありますが、横はそこまで広くはありません。ちょうど寝袋用のアルミマットと同じくらいの幅でしょうか。大柄な人には少し窮屈かもしれませんね。

頭から見た感じ

 高速バスとは違って完全に横になる事が出来るのが最大のメリットかと思います。洗面所で洗顔や歯磨きもできますし、別料金でシャワーもできます。ベッドは狭いですが、動くビジネスホテルといった感じです。電車の中で横になるというのは、なんとも新鮮な感じです。

岡山を過ぎた辺り

 定刻通り高松駅に到着です。実際には遅れる事も多くあるそうです(ネット&友人談)。

高松駅にて

 今回の寝台特急は良い経験になりました。相次ぐブルートレインの廃止で、日本に残っている寝台特急は極僅かです。富裕層を対象とした豪華な寝台付き車両もありますが、あれに乗る機会はなさそうです(ななつ星in九州 など)。朝に到着できるという点で、飛行機とは競合しませんし、新幹線も走ってない四国なので、もうしばらくサンライズ瀬戸は安泰だと思います。いつもと少し違った方法で、東京-高松間(岡山)を移動したいと思う人はぜひ使ってみてください。私はワクワクして少し睡眠不足になりました。

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