このため、クリートの構造が複雑で、クリート自体が高価になっています。クリートのお値段、なんと5000円。それが約8000キロでダメになる(私の場合)。これに比べて、他社のプラスチック製のクリートの方は経済的です。しかも、クリートカバーを付けようが付けまいが、内部の固定部品が金属疲労で折れるので関係ないです(クリートカバーはネジを保護する意味では役に立ちます)。このクリートの寿命は着脱の回数によって決まるといえるので、信号待ちが多い市街地の走行が多い人ほど早く交換することになると思います。
写真中央のCリングがペダルを固定する役割を担っている
上の写真は先日の走行で折れたものです。写真中央のアルファベットのCの形をした金属が重要な部品です。このCリング(と勝手に呼んでます)が折れるのは今回で2回目になります。この部品は消耗品なので仕方がないのです。また、このCリングは、部品単体では買う事ができないようです。ショップの人が問い合わせてくれたのですが、Cリングが折れる場合はクリート自体の経年劣化も進んでいる状態なので、合わせて交換してほしいとのことです。
ちなみに1回目は約9500キロで交換しています。今回は約7000キロで交換です。つまり約8000キロぐらいで折れることになります。維持費がかかることを承知で使っていますが、財布が軽くなりますね。財布の軽量化は簡単です・・・。
下の写真が新品のクリートです。公式ページは下のURLから飛べます。
http://www.jpsg.co.jp/speedplay/07cleat-set.html
もちろん、左右のクリートの他に必要なネジ類なども付属してます。どうやらオフィシャルでも8000キロで交換を推奨しているようです。
新品はやはり輝きが違う
7000キロ走行後のクリートと比較が下の写真です。私はクリートカバーを使っていませんので、クリートの摩耗が激しいです。クリート自体がもっと保つならばカバー使いますけどね・・・。ちなみに歩くのはコンビニに入る時くらいです。
左が約7000キロ後,右が新品
写真には載ってませんが、地面に接しているネジ類も同様に摩耗してます。クリートセットにはネジが付属するので交換できるのですが、私はクリートウェッジ(Cleat Wedge)と呼ばれるパーツでクリートに角度をつけている関係上、付属のネジが使えません。幸い、ネジ穴までは潰れてませんので使い回してますが、そろそろ対策をとりたいと思ってます。
かなり削れているのがわかります
実際の交換手順や調整方法はシクロワイアードの記事に詳しく載ってますので、そちらをご覧になる方がいいと思います。
実は、交換した後に一つ困ることがあります。それは使い始めは着脱が異常に固いというものです。かなり力を込めてやらないとはまりません。すぐに馴染んできますが、苦労します。
0 件のコメント:
コメントを投稿